海外取引所HitBTCに続きHuobiも日本人を取引停止!次はどこが?自分の仮想通貨を守る対応策とは!
こんにちは、五郎です。
日本人締め出し!
複数の海外仮想通貨取引所が日本居住者の取引停止を発表しています。
困ったもんです。
金融庁が規制を厳しくしているせいでしょうか?
香港の取引所「Huobi Pro」も日本人の取引停止を発表しています。
いずれ日本在住日本人は、国内の仮想取引所でしか売買できなくなるのでしょうか?
ICOは、海外の取引所に上場することが多いですよね。
仮に自分が参加したICOコイン(トークン)が、海外の取引所に上場した場合、どうなってしまうのでしょうか?
という図式が成立してしまいます。
ん~これはどうしたもんでしょうか?
今回は、海外仮想通貨取引所の日本人取引停止と、その対応策を解説していきます。
仮想通貨取引所HitBTC(ヒットビーティ―シー)の日本人取引規制
HitBTCは、ICOを積極的に行っている取引所です。
HitBTCの概要(2016年6月29日現在)
設立 | 2013年 |
拠点 | 不明 |
取引高 | 世界 第6位 |
取扱いコイン(トークン) | 716種類 |
1日の取引量 | 28億円 |
日本人の取引停止は、2018年6月16日。
6月2日にHitBTCから日本人取引停止の案内メールが届きました。
日本在住ではないことを証明する本人確認を14日以内に行って下さいというものでした。
HitBTCユーザーからの情報によると、日本人取引停止メールが配信される前に、ホームページが日本語対応しなくなっていたみたいです。
≪重要≫
HitBTCが日本人向けのサービスを
一時的に停止する模様です。真偽の確認が必要ですが、
もし本当ならHitBTCの資金を
他の取引所に移動しないといけません。#仮想通貨 #HitBTC #拡散規模 pic.twitter.com/RoXLROOQHP— のぶ@仮想通貨₿ (@y__crypto) 2018年6月2日
仮想通貨取引所HitBTCが日本人を締め出した理由
HitBTCは日本人が憎くて締め出したわけではなく、日本の法規制に遵守した子会社の立ち上げのため一時的に取引停止しました。
これからちゃんと日本で営業しようとしていこうという意気込みが感じられますね。
2018年第3四半期に事業を立ち上げ予定みたいです。
第3四半期ということは、今年の秋~冬位には営業を始めるのでしょうか?
「M&Aの機会を模索」とあるので、現在日本で営業している仮想通貨取引所を買収するつもりかもしれません。
仮想通貨取引所Huobi Pro(フォビプロ)の日本人取引規制
Huobi Proの概要(2018年6月29日現在)
設立 | 2013年 |
拠点 | 香港 |
取扱いコイン(トークン) | 250種類 |
取引高 | 世界 第3位 |
1日の取引量 | 612憶円 |
2018年7月2日から日本人の取引規制行うと案内が届いています。
HitBTCの時と同様に日本語ページの削除、日本居住者に対しての取引停止措置を取るようです。
仮想通貨取引所Houbi Proが日本人を締め出した理由
Houbi Proは日本仮想通貨市場を捨てたわけではなく、正式に日本での営業を行う準備をしているということになります。
日本の法令に則った営業ライセンスを取得するために一時的に日本人の取引停止。
もうすでに動き始めていて、日本国内に「フォビ株式会社」を立ち上げ、現在リクルートを行っています。
「フォビ株式会社」でググってみると、リクルート情報がたくさん出てきました。
さらに、日本仮想通貨事業者協会(急仮想通貨ビジネス勉強会)に加入。
日本仮想通貨事業者協会とは
一般社団法人日本仮想通貨事業者協会(旧 仮想通貨ビジネス勉強会)は、銀行・証券会社・金融商品取引業者が日本国内において仮想通貨ビジネスをはじめるにあたり、テクノロジー・会計・レギュレーション・商慣行などの面から、必要な情報の調査・研究、知見の集約、意見交換を積極的に行い、業界の健全な発展を目指すために設立された一般社団法人仮想通貨ビジネス勉強会を母体としています。
出典:日本仮想通貨事業者協会HP
日本国内の仮想通貨取引所のほとんどが、日本仮想通貨事業者協会の会員になっています。
日本人向けサービスを停止する海外の仮想通貨取引所
6月29日現在で分かっている日本人を取引停止している(する予定)の海外仮想通貨取引所です。
日本人取引停止取引所
HitBTC(ヒットビーティ―シー)
Houbi Pro(フォビプロ)
Kuraken(クラーケン)
Kucoin(クーコイン)
BigONE(ビッグワン)
次に日本人取引停止する海外仮想通貨取引所はどこ?
HitBTC、Houbi Proは、日本で正式に営業を始めるために日本人の取引を停止しました。
それぞれ、取引量がトップ10に入るほどの大手仮想通貨取引所です。
となると、次に日本人取引停止しそうな取引所は、
・Binance(バイナンス)
・OKEx(オーケーイーエックス)
・Bitfinex(ビットフィネックス)
・ZB.COM(ジービードットコム)
このあたりが来るのでは?
この中で一番可能性が高いと思われるのが、「Binance」ですね。
世界1位の取引量で、日本人も多く口座開設をしています。
末永く正式に日本で営業しようと思ったら、HitBTCやHoubi Proのようなに一時的に日本人取引停止にする必要があります。
HitBTC、Houbi Pro日本人取引停止に対する対応策は?
今回日本人取引停止を発表しているHitBTC、Houbi Proが日本で正式に営業開始するのはもう少し先の話になります。
預けてある仮想通貨は一旦国内取引所か、自分のウォレットに避難(送金)した方が良いですね。
(そもそも取引所に預けてある時点でよろしくないのですが…)
多少送金手数料がかかっても、安全にコインを保管してください。
一番安全に保管する方法は、ハード(コールド)ウォレットに保管する方法です。
ハードウォレットの代表は、「Ledger Nano S」
現在は、保管できる通貨がかなり増えてビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)をはじめとする18種類のコイン(トークン)に対応しています。
Ledger Nano S対応通貨
Bitcoin(BTC)
Bitcoin Cash(BCH)
Bitcoin Gold(BTG)
Ethereum (ETH)
Ethereum Classic (ETC)
Litecoin (LTC)
Dogecoin (DOGE)
Zcash (ZEC)
Stratis (STRAT)
Komodo (KMD)
Ark (ARK)
Expanse (EXP
Ubiq (UBQ)
Vertcoin (VTC)
Viacoin (VIA)
Neo (NEO)
Stealth (XST)
Stellar (XLM)
Hcash (HSR)
Digibyte (DGB)
Qtum (QTUM)
Peercoin (PPC)
PivX (PIVX)
PosW (POSW)
Bitcoin Private (BTCP)
ZenCash (ZEN)
Woleet
Nano
Nimiq
海外仮想通貨取引所の日本人取引停止まとめ
今回のHitBTC、Houbi Proの日本人取引停止措置は、前向きな対応として五郎はとらえています。
正式に日本に対応するために…っていうのが肝ですね。
最低あと半年くらいはかかりそうですが。
日本人取引停止の発表を受けてかどうかは不明ですが、仮想通貨界全体が下降トレンド傾向にあります。
しかし、ジャンプする時って一旦しゃがみますよね。
今はそのしゃがみ時期です。
しゃがんで… 力をためて… 大きくシャーンプ!!
今が底かも知れませんよ。
投資判断は自己責任でお願い致します。